合筆とは、一言で言えば、たくさんある土地を、
1つの土地にまとめることをいいます。
土地の単位は、1筆、2筆と数える筆単位なので、
筆を合体させるという意味で合筆と呼ばれています。

日本の土地は、全体的に網の目のように筆単位で区切られています。
そして、それぞれの土地について所在、地番、種類、
面積、所有権者が決められています。

では、どのように決められているのかということですが、
法務局が登記情報として、それぞれの土地の詳細を登録していて、
法務局がそれを管理しているのです。

地番のある土地はすべて、その土地を管轄する法務局に、
登記簿謄本が土地1筆毎に備えつけられており、
そこにその土地の情報が登記されています。

地番というのは、例えば○○市○○町字○○○100番1の100番1を指します。
そして、1筆というのは、1つの土地の事です。
例えば、あなたの土地が100番1と100番3、
そして100番8の様に3つある時は、3筆の土地があるということになります。

土地は通常、所有権の登記もされていますので、
それぞれの土地に権利証があります。
所有している土地の数が多いと、その数だけ権利証もたくさんあることになります。

保管の必要な権利証の数が多くなり、複雑になるだけでなく、
各土地の最新の登記情報が必要な場合(担保に入れる時や、売買する時など)、
その度、費用をかけて各土地の不動産登記簿謄本を取得しなくてはならなくなります。
土地の数が多いと、その分取得費用も多くかかってしまいます。

そして、それぞれの土地に対して抵当権設定登記や抵当権抹消登記、
売買による所有権移転登記が必要になりますので、
土地の数が多いと、その分登記申請手続き費用もどんどん多くなってしまいます。

ただ、その所有している土地が同じ所で隣接して存在している場合には、
1つにまとめることができることがあります。
この複数の土地を1つにまとめることを、合筆と呼んでいるのです。

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もし、あなたの土地が3筆も4筆、あるいは6筆も7筆もあり、
・ 各土地の位置がわかりにくい
・ 権利証が多くてわかりにくいので整理したい
・ 各土地の登記情報を法務局で取る時も、1筆なら1000円以内ですむ所が、
  何筆もあるとその分何千円も常に費用が余分にかかってもったいない。
・ 土地を担保にしたい時に、何筆もあると、
  それぞれの土地に抵当権の設定登記をすることになり、
  その分その設定登記費用が何万も加算されてもったいない。
・ 売買する時も同様に、
  所有権移転登記費用がそれぞれの土地にかかるので、その分費用も高くなる。

以上のようなことを、事前に対策しておきたい、整理しておきたいといった時、
もっとわかりやすい1つの土地、できるだけ少ない数のわかりやすい権利証にして、
法務局で不動産登記簿謄本の取得などにかかる費用を最小限にし、
抵当権などの設定登記や、売買の所有権移転登記などの費用も、
何万も加算されずに最小限で出来るようにしておきたい時に、
土地の合筆をしておけば良いことになります。

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